「小1の壁」対策、時短勤務やパートでも必要?新小1の保護者に伝えたいこと

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2年前、息子のまめ太(現在小3)が入学したとき、私は時短勤務で共働きでした。

時短勤務やパートだったら小1の壁問題は大丈夫?と思いきや、我が家は問題続出。

  • 時間になっても帰ってこない
  • 習い事や公園に子供だけで行こうとする
  • 約束していた待ち合わせ場所にいない

…などなど。

未就学児の場合、園も習い事も基本的に保護者がガッツリ送り迎えすると思うのですが、小学生になって急に一人で野放しになり、楽な反面、とても心配で…。

結論から言うと、まめ太が入学して2か月ほど経ったころ「スマホを持たせる」ことにしました

大人同士なら待ち合わせ場所を勘違いしていたり、何か急なトラブルがあって約束時間に遅れたりする場合、スマホでメッセージを送ったり電話で事情を話せたりしますよね。

あくまで我が家の場合は、という一例ですので、学校や学童、習い事、市町村などでのルールはそれぞれご確認いただきライフスタイルに合わせて検討してみてくださいね。

まめ子(私)…当時は9~16時勤務。通勤に片道1時間弱かかる。休みは取りやすく融通がきく事務職。

まめ太(当時小1)…学校まで徒歩20分。集団登校ではない。小学校内の学童を利用。

まめ美(当時保育園1歳児クラス)…7時40分ごろ~17時すぎまで保育園。

小学校…普通の市立小学校。開門は8時。まめ太が就学する当時は携帯電話の所持について「基本禁止だが事情がある場合は担任へ伝えておけば持込み可。校内での使用は禁止。保護者への連絡等で使う場合は下校時校門をでた後に限る。」という決まりがあった。

学童…小学校内にある。今のところ希望者は全員入れる制度になっており、民間学童を利用している人はほとんどいないと思われる。授業後(学校代休日、長期休暇中などは朝8時)から17時までが基本だが、延長料金を払えば(延長になることは事前申請要)最大19時まで預かり可能。17時に一斉下校するが、延長の場合は学校まで迎えが必要。

小1の壁(しょういちのかべ)とは、共働き家庭や一人親家庭において、子どもが保育園から小学校に入学した際、小学校では親の退社時間まで子どもを預かることができなくなるために親が直面する問題のことである。

保育園では、延長保育があるところも多く、ある程度遅い時間まで子どもを預かってもらえるが、小学校に進学すると公的な学童保育は通常18:00で終わってしまうところが多く、結果、保育園よりも預かり時間が短くなってしまい、子どもが家で一人で過ごす状況になることが多くなる。

小学校に入学してすぐに子供がしっかりするわけではないので、この状況に対応できない家庭は、子どもの小学校入学を機に働き方の変更を迫られるワーキングマザーが多くいるのが問題となっている。

引用元:Wikipedia

つまり小学校の開門が8時で学童の預かりは18時までのところが多い中で、通学時間を15分と見積もった場合、7時45分以前に大人が家を出る、もしくは18時15分までに帰宅できないと子どもに鍵の開け閉めをさせ、一人で留守番をさせる時間が出てきてしまうということですね。

↓当時の私と子どもたちのスケジュールを綴った記事もよろしければご覧ください↓

我が家はまめ夫がまめ美を連れて7時半ごろ保育園へ出発します。そのまま車で出勤。

まめ太は7時45分ごろ出発して近所のお友達と待ち合わせしていました。
(今は歩くのも早くなったので7時50分集合)

私は8時10分ごろ家を出るためなんとか家族全員を見送れていました。

下校時は大きく分けて3パターンあるかと思うのですが、

入学当時~小2の終わりまでまめ太はこのパターンでした。

授業が終わり次第そのまま学童へいくので、今日の時間割が何時間目までだろうが私はあまり気にしていないのですが(延長の子以外は17時で一斉下校するので)、「4時間目までで給食なし」の日は要注意。学童で食べるお弁当が必要だからです。

専業主婦だったり、パートで下校時間までに帰宅できそうな場合は学童の利用をしない、または申し込んでも市に承認されない(うちの市では15時の時点で家にいないことを証明する就労証明書などが必要)こともあるでしょう。

私がこの春から専業主婦になったので我が家は現在このパターンですが、小学3年生にもなるとほとんどの日が6時間目(15時40分ごろ終礼)のため、周りの共働き家庭も学童を辞めている子が増えてきました。

学童を利用している子の場合、習い事がある曜日は学童に行かない、もしくは時間になるまでは学童にいて途中で抜けて習い事に行く、一旦家に寄るパターンと直接習い事へ向かうパターンなど様々です。

下校時3パターンのいずれにもあてはまるのですが、保育園のように「直接迎えに行く」わけではなく「時間になったら勝手に帰ってくる」んですよ。当たり前ですが。
保育園や幼稚園の送迎を経験していると、「自分で勝手に帰ってきてくれるなんてめっちゃ楽じゃん~」と思うじゃないですか?
これがもう心配しかなくて。

登校時は時間的にも余裕がないので寄り道せず(お子さんによりますが…)まっすぐ学校へ行きますし、万が一着いてなかったら学校からも連絡があるはずなのでまぁ安心なのですが、問題は帰りです。

  • 友達のお家の玄関やガレージで宿題をする、おもちゃやペットを見せてもらう
  • 違うルートで帰ってくる
  • 自分や友達が忘れ物をして学校に引き返す

…など。
帰ってくるであろう時間を15分以上過ぎるとザワザワしてくるんですよね。

おそらくくだらない理由で道草くってるんだろうと思いつつ、

「もしや悪い人に連れていかれた?」

「どこかでしんどくなって(特に暑い日とか)倒れてるんじゃ?」

などどんどん不安になってきます。

心配になって迎えに行きたくても、まめ美のお迎えも行かなきゃいけない場合もありますし、まめ美を連れて探しに行ったところで「違うルートで帰ってた」パターンだと入れ違いになったりして、ママ友やご近所さんから「まめ太くんが家の前で待ってるよ~」と教えてもらって鬼の形相で引き返したり…(笑)

もう最初の1~2か月で散々ふりまわされ、見守りGPS的なものと比較検討した結果、

「型落ちの安いスマホに制限をかけてGPSで居場所確認と、緊急連絡のLINEと電話だけできるようにする」

という結論に落ち着きました。

なぜ見守りGPSではなくスマホにしたのかというと、
入学式のときにまだ検証段階のような見守りGPSを「1年間お試しで使ってください」と市から(企業から?)配布されたものがあったので、私も安心してそれを持たせてたのですが

  • GPSの感度が良くない
  • 事前にその企業により「登録されたスポット」を通った時にしか位置情報が更新されない

というなかなか頭を抱えるデメリットがありまして。
(しかもその「スポット」がまめ太の通学路にめちゃくちゃ少ない)
「時間になっても帰ってこない」という心配を何も払拭してくれなかったんですよ。

そんなわけで新たに持たせるGPSの条件は

  • ほぼ正確な位置がわかる
  • できればメッセージのやり取りや通話がしたい
    (「まめ美のお迎えにいってくるから、先に着いたら家の前で待っててね」など伝えたかった)
  • 本体代+月額使用料が1000円までに抑えたい

ということになり、当時の見守りGPSは通話機能がついているものがまだ少なく、料金もそこまでお安くなかったのでスマホになりました。
現在は上記の条件を満たす見守りGPSもたくさん発売されていますので、まめ美はこちらにお世話になると思います。

ちなみにまめ太の小学校では今年度からスマホの持ち込みがより厳しくなり、校長へ申請書を提出しなければならなくなったので今はスマホは習い事とお出かけ時にしか持っていっていません。

もったいないと一度春に解約したのですが、やっぱり連絡手段がないと不便で、楽天経済圏に片足を突っ込んだ今、楽天モバイルを契約しました。
3GBを超えることがないので980円のところをポイントで実質無料にしています(*^-^*)

余談にはなりますが、大変なのは入学式や授業が始まってからじゃないんですよ。4/1から。

4/1から預かりを開始してくれる学童が多いそうですが、うちもそうでした。
3/31まで保育園へ行き先生と涙のお別れをした翌日に、急に小学生になって学童へ行くという…(笑)
大人でもなかなか凄まじい環境の変化ですよね。

ここは学童によると思いますが、うちの場合は「入学式を迎えるまでは、保護者の方による送り迎えをお願いします」というルールがありました。

つまり8時をすぎてから学校へ子どもを送り届けて出勤、17時までにお迎えにいかなくてはなりません。
しかも学童の先生に名前と健康状態を言って引き渡す必要があったため、朝8時ごろは長蛇の列
電車に遅れるぅ~と思いながらも、不安そうにしているまめ太の横でせかせかしてはかわいそうだと「今日はどんなことをするのかな~?ポケモンの話ができる子がいるといいね!」なんて言いながら列に並んでいました(たぶん足元はかけ足だった)。

これまた余談ですが、うちの学校は1年生の給食開始が4月3週目から。
つまり最初の20日くらいは「毎日お弁当日」でした。
保育園時代、月に1度のお弁当日もツラかった私にはとんでもない苦行でしたが、この修行のおかげでその後のお弁当作りのハードルがグッと下がりました。
卵焼きも毎日巻いてたらそりゃうまくなるって…。

長くなりましたが、まとめると「小1の壁」は預かり時間の問題だけではなく、登下校時のトラブルや本人と「連絡つかない問題」にも対応できる準備をする必要があるということをお伝えしたいです。

できれば周りの先輩ママに「小学校や学童にスマホや見守りGPSの持ち込みは許可されているのか」「学校や市から配布されるデバイスはないか」など事前に確認できるといいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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